2011/08/17

Hello World!


初めまして。mitonistaです。


イギリスではロンドンが炎上し、日本ではまんべくんが炎上するいよいよな世紀末に、僕はのんきにもブログを始めました。炎上はさせたくないのでよろしくお願いします。


このブログの中身は、文字通りインサイトとキックについて。
つまり何かの出来事について洞察力を働かせて僕の意見を書くことと、僕の大好きなサッカーについてつらつら書くことになると思います。タイトルは暫定です。変じゃね?と突っ込まれたら「Insight KICKS!」にでもしようかと。どっちが良いかな?



さて、この第1回のエントリでは、ブログを始めようと思った理由を3つ書きます。ホントは108くらいある


1つ。ものごとをもっと深く考えようと思った。
2つ。自分の考えをもっと公表したいと思った。
3つ。自分の考えの不足や誤りを、堂々と修正していく勇気を持ちたいと思った。



1つ。
ものごとをもっと深く考えたいと思った。


深く考えろという状況下でのパフォーマンスを上げたいんじゃなくて、日常の、普段の思考のパフォーマンスを上げたいのです。様々な分野の人が集まる勉強会に参加したりする中で、考えるのは楽しいことだとは最近とても感じている。けれども、もっと“深く”考えるようになるためには、何かしら日常的にトレーニングのようなものが必要なんじゃないだろうか、とも感じていたのです。トレーニングなきサッカープレーヤーは、非常に厳しい見方をすれば、単に状況を頭の中にデータとして入力して、ボールを蹴るという出力をしてるだけなんじゃないか。


「よっしゃ今度から俺もっと深く考えちゃうもんね」っていう内的な決意だけでは不充分だったので、外的な刺激が必要と考えたのです。その点で「文章を書く場所をつくる」というのは非常に良い刺激だと思う。なぜなら、良い文章を書こうとすることは、下準備としてそれ以上に考えることを要求するから。


日常の思考のパフォーマンスを上げるためにブログを書きます。え、文章がヘタで読みにくい?お前ドコ中だよは、発展途上なんだよ!




2つ。
自分の考えをもっと公表したいと思った。


僕は大学生の間、自身の所属する“Sports Of Japan(SOJ)”というサークルで、インタビューをしたり取材をして、それをもとに記事を書き、メルマガ“SEEDS-net”で配信するという活動を結構していました。日本サッカー協会名誉会長の川淵三郎氏にもインタビューができました。もともと本を「この文章きれいだな」「リアル鬼ごっこワロタww」って感じながら読むことは好きだったし、人よりは少しだけ多く「公表」することに対して考えてきたように思う。


でもそれは、「スポーツ」という括りがあった。スポーツ科学を専攻している身だから、情報はいつも読者よりもこちら側が多く握っている。この状況って、人より考えてるとか鋭い洞察力を発揮しているとかはまっっったく関係なくて、持っている情報それだけで評価されている“可能性がある”んじゃないか?僕が誰かに置き換わっても、もしかして何も変わらないのでは?


僕は情報を持つのではなくて、その解釈をうまくしたい。立場や行動量で評価されるというよりも、洞察力で評価されたい。少なくともブログ上ではそう思うので、スポーツ以外のことについても積極的に自分の意見を書いていくことで、その洞察力を審査してもらいたいなーと考えています。

Twitterもこの点では非常に面白いです。レスポンスも多く、早くもらえています。けれども140字の制限や過去ログを辿る面倒臭さの問題があり、5mくらいの距離でキャッチボールしている感があります。10〜100mくらいのキャッチボールができそうなブログと併用することが、良い技術を持った野球選手になっていくためには重要だと思うわけです。




3つ。
自分の考えの不足や誤りを、堂々と修正していく勇気を持ちたいと思った。


例えば、これだっ!と主張したものが誰かによって明確に否定されたとき、あなたはどのように感じるでしょうか?Twitter上の議論とかでも会議でも、なんでもいいです。


恥ずかしい?言ったことを取り消したい?そっとその議論から外れる?
この気持ちは僕にはとてもよく分かります。分かりますっていうか、僕の率直な気持ちです。議論には負けたくないものです。自説の正しさは否定されたくないものです。負けたらもうそれを話題にしてほしくないのです。スポーツと同じです。


でも、それを認めてこそ初めて修正できて、成長できることがありますよね。
『SLAM DUNK』の安西先生は言いました。


「下手糞の 上級者への 道のりは 己が下手さを 知りて一歩目」
スポーツでなら当たり前のように語られる負けへの正直さを、なぜ議論(「考える」という競技)ではほったらかしにしちゃっているのでしょう。議論で勝ちたいなら、同時に負けがあることを認めなければならないはず。負けたら、それを最大限に活かそうと考えるのが僕には自然なのです。成長するための大原則のような気がするのです。これはスポーツをしていた人特有の発想でしょうか?決してそんなことはないはずです。

自分の考えの不足や誤りを認めるのは勇気がいります。それを修正するのはもっと勇気がいります。特にログの残るネットでは「お前この前逆のこと言ってたよな、ホラ」なんて証拠が非常に出しやすい。そうなると議論では負けも同然の様相を呈すので、発言が慎重になり、萎縮するような事態が起こりやすい。

僕は大したことのない人物なので、成長する必要があります。深く考えることのできる人間になりたいので、不足や誤りを指摘される思考の「負け」を最大限に活かそうと思います。僕は堂々と負けますし、堂々と修正をしていく勇気を持ちます。






以上がブログを始めようと思った理由です。ホントはあと105あるんだけど疲れたから後回しにしようまあ、実際にブログが盛り上がることはなかなかないでしょう。僕の一生懸命書いたエントリが、誰か偉い人や知識人によって完全に否定されてたので、それを僕が持ってきて過ちを認めて考え直すといったプロセスを経るのではないかと。


楽しんでやりたいと思います。読んでくれたら嬉しいです。
というか今回ここまで読んでくれている人いたらかなり嬉しいです。

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